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今までディスプレイについての概念は、cathod ray tube (CRT)一辺倒の制限された領域において追求されてきたが、情報化社会の急速な発展とともに、人間に接することのできる情報の量が膨大になり、種類も様々になることによって、統合的な情報媒体のマルチメディア(multimedia)概念が台頭している。このようなマルチメディア時代に要求される情報ディスプレイ関連産業は、韓国の産業環境に適した高付加価値の未来戦略事業である。

世界的な趨勢から見て、2000年代、韓国の情報電子産業の花として登場する情報ディスプレイ産業は、目覚ましい可視的需要と潜在的需要があり、liquid crystal display(LCD)をはじめとして、plasma display panel (PDP)が大型のwide vision TVおよび壁型高画質TV (HDTV)分野において注目をあつめている。その他、次世代情報ディスプレイとしてfield emission display (FED)、inorganic/organic electroluminescence display(ELD)、3次元ディスプレイおよびvacuum fluorescence displayなどがある。

このような現在の状況の中で、国内情報ディスプレイ産業の基盤を確保するために要求される基礎学問についての研究、未来のための基礎技術や産業技術についての研究を活性化するため、「韓国情報ディスプレイ学会」を設立する。本学会の活動を通じて、国内の情報ディスプレイ分野の専門的な高級研究人材を養成し、次世代情報ディスプレイ分野の先行・基礎研究を効率的に行う。また、産学研の協同研究、技術交流を活性化し、国際協力を固めることで、21世紀の情報時代に要求されるディスプレイ産業分野において、韓国が一流の国として跳躍するのに一翼を担いたい。